税込表記のない領収書は要注意?!経費精算による消費税の盲点と国内購入のメリット

BIGOLIVEのように、海外が本社の事業者へのお支払いだと、

領収書が発行されなかったり、

発行されても『税込み』という消費税の表記がない

などで戸惑う方も多いのではないでしょうか。

実は、

があり、

同じ買い物をするなら日本国内での購入の方が消費税の面で有利になる

ことがあるのをご存じでしょうか。

今回は、まさにそれが該当する当サイトバクヤスのメリットと、バクヤス以外でダイヤを購入するデメリットについてご案内いたします。

なぜ海外の領収書だと確定申告で損をする可能性があるのか?

多くの国では、日本のようなインボイス制度(適格請求書等保存方式)に相当する制度が存在しますが、その仕組みは国によって様々です。そして、最も重要なポイントは、海外で支払った消費税(付加価値税、VAT、GSTなど)は、日本の消費税とは異なる税金であるということです。

日本の消費税を納める事業者は、仕入れや経費にかかった消費税を「仕入れ税額控除」として、売上にかかった消費税から差し引くことができます。これにより、二重課税を防ぎ、最終的に納税する消費税額を減らすことが可能です。

しかし、海外の領収書に記載されている付加価値税などは、日本の消費税法上、原則として仕入れ税額控除の対象になりません。

つまり、海外で商品やサービスを購入し、その領収書を経費として計上する場合、支払った税金が日本の消費税とみなされないため、その消費税分が控除されず、結果的に国内で購入した場合よりも多くの消費税を納めることになる可能性があるのです。

例えば、同じ10万円(税抜き)の商品を、日本で消費税10%込み11万円で購入すれば、1万円は仕入れ税額控除の対象になります。しかし、海外で付加価値税10%込み11万円で購入しても、その1万円は日本の消費税の控除対象とならないため、消費税分の1万円は丸々経費として計上されるだけで、納税額には影響しないという事態が発生し得ます。これは実質的に、消費税分の費用を負担していることになります。

国内での購入が経費精算しやすく、消費税分お得な理由

この海外の消費税の盲点を考えると、同じ商品やサービスであれば、日本国内での購入の方が、税務上のメリットが大きいと言えます。

  1. 仕入れ税額控除で消費税を節約できる: 日本の事業者から適格請求書(インボイス)の要件を満たした領収書や請求書を受け取れば、支払った消費税を確実に仕入れ税額控除として計上できます。これにより、納税すべき消費税額を直接減らすことができ、実質的にその分のコストを抑えることが可能になります。
  2. 経理処理が圧倒的にシンプル: 日本の消費税法に則った領収書であれば、税区分や経費処理が明確で、経理担当者の負担も大幅に軽減されます。海外の領収書は、通貨換算の手間や、税金の種類、控除の可否の判断など、複雑な処理が必要になるケースが多いです。
  3. 税務調査時のリスク低減: 国内発行の正規の領収書であれば、税務調査の際に経費や税額控除の根拠として認められやすく、余計な指摘を受けるリスクを低減できます。

今すぐできること

BIGOLIVEでのダイヤ購入において、ライバーやマネージャーや代理店様が今すぐできる4つの方法をご案内いたします。

購入先の検討

2025年よりオープンしたバクヤスでの購入がおすすめです。

国内事業者で、税込みの領収書の発行ができるバクヤスでの購入がおすすめです。

価格表を下記したのでご確認ください。

海外での経費精算ルールを再確認

海外の購入が多い場合は、事前に経理担当者と、海外での領収書処理に関する社内ルールを明確にしておきましょう。

不明点は税理士に相談

外取引における税務処理は複雑なため、必ず顧問税理士に相談し、適切なアドバイスを受けるようにしてください。

ダイヤ購入の比較

BIGOLIVEのダイヤ購入においての、価格の相場や、領収書の有無で比較表をご用意いたしました。

購入方法価格税込の
領収書
アプリ
WEBでの
コンビニ購入
WEBでの
クレカ購入
ダイヤ代行の
バクヤス
ダイヤ代行の
A社
ダイヤ代行の
B社

※価格は2025年6月のサイト調べ

※ダイヤの代行販売は、仕入れ時期の為替レートによって変動があります。

まとめ

海外事業者への経費精算における税務の知識は、企業の財務状況を健全に保つ上で非常に重要です。

この機会に、海外の領収書に関する認識を深め、適切な経費処理を行うことで、無駄な税負担を避け、賢い経営を目指しましょう。